FANCOMグループ会社のエンジニア採用に関する情報
ⒶFANCOMグループ会社のエンジニアの特徴
ベトナムエンジニアの技術レベル
ベトナムは近年急速にICT産業が成長している国で、若い技術者の育成支援も積極的に行われています。国を挙げて育成に取り組んでおり、
教育期間でも技術者育成プログラムが組まれており実践的な学習も行われています。育成の効果もあり毎年5万人~6万人の新たなエンジニアが生まれているように、
技術力を兼ね備えた豊富な人材がベトナムには揃っています。また、ベトナムの平均年齢は30歳と比較的若く、働き盛りの労働人口が多いのも特徴です。·
ベトナム人の性格の傾向
仕事をする上で社員の能力を把握することも大切ですが、人柄を知ることも重要です。ベトナム人はどのような性格をしているのか、詳しく見ていきましょう。
南部と北部で異なる性格
ベトナムの北部に住んでいる人と南部に住んでいる人で、性格は異なると言われています。北部に住んでいる人は日本人と同じような性格をしており、
勤勉な人が多い傾向にあります。与えられた仕事には黙々と取り組む真面目さがあり、物事をきっちりと進める計画性も兼ね備えています。
一方、南部に住んでいる人は陽気な人が多い傾向にあります。話好きでコミュニケーション能力が高く、誰とでもフレンドリーに接することができます。
良くも悪くも楽観的に物事を考えるというのも、南部に住んでいるベトナム人の特徴の一つです。また、居住地域に関わらずベトナム人は助け合いの精神を
兼ね備えている傾向が強く、社員同士の協力が必要となるビジネスシーンでは非常に有用な存在になると日本企業でも重宝されています。
親日家が多い
ベトナム人には親日家が多いのが特徴です。過去には広告代理店が行なった調査で、2年連続で親日国世界1位に選出されたこともあります。
日本製品は非常に人気が高く、バイク天国とも称されベトナム人の生活に欠かすことができないバイクのシェア率85%は日本製品が占めています。
そのほか電化製品や化粧品、食品など、あらゆる分野で日本製品が親しまれています。
ベトナム人の語学力
外国人エンジニアを採用するうえで、スキルと同様に重要になるのが「語学力」です。異なる母国語をもつ日本人と外国人エンジニアが円滑にコミュニケーション
を取るためには、世界共通語である「英語」を話せる力が必要となります。世界の英語能力指数ランキングでは日本が53位に対し、
ベトナムは52位とほとんど差はありません。近年は小学校から英語を必須化するなど英語教育に積極的に取り組んでおり、更なる英語力の向上も見込めます。
また、ベトナムでは日本語教育にも非常に力を入れています。ベトナムには日本語学校が数多くあり、日本語学習者は年々増加しています。
中学校や高校でも日本語の授業が導入されており、2003年には第2外国語として課外授業が行われ2005年には第1外国語として授業に取り入れられるようになりました。
高校の卒業試験や大学の受験科目としても、日本語が取り入れられるようになっています。
ベトナム人エンジニアを雇用した企業の声
日本企業の中にはベトナム人エンジニアを雇用している企業がいくつかあります。気になるベトナム人エンジニアに対する、リアルな企業の評価を紹介します。
人工知能の開発を行なっている、シナモンではベトナムに開発拠点を設け160人近くのベトナム人を雇用しています。そもそも、シナモンがベトナムに開発拠点
を作ろうと決めたのは、ベトナム人エンジニアのレベルの高さに惹かれたのがきっかけとなっています。日本人エンジニアの正答率が10%程度という難しい採用試験問題を、
ベトナム人エンジニアに出したところいとも簡単に問題を解いてしまったそうです。シナモンのAIリサーチャーの9割をベトナム人が占めており、
今後も採用を拡大する予定を立てているほど同社ではベトナム人の評価が高まっています。
FANCOMグループ会社のエンジニアを受入れの流れ
①ヒヤリング 当社スタッフ(日本側駐在員)が御社の求める人材について詳しくお伺いします。
②求人票 募集の決定をされますと、次は求人票を作成いただきます。 この求人票にて、ベトナムで募集をかけます。日本語で結構です。
③募集開始 いただいた求人票を元にベトナムにて募集を行います。 適切な人材を選出し、履歴書をご提出します。 募集期間は、約2~3週間。
④書類選考 履歴書にて面接希望者を選考していただきます。
⑤面接 ①ベトナムへ渡航し直接面接 ②Skypeなどテレビ電話で面接 いずれかの方法で面接をしていただきます。
初めてベトナム人を採用される場合は、 現地での面接をおすすめしております。
⑥採用決定 面接後合否を判断いただき、採用決定を出していただきます。 面接後1週間以内でお願いします。
⑦書類選考 入国管理局へ在留資格認定証明書の提出をします。 申請に必要なベトナム側の書類は弊社で用意、 御社には会社情報の書類のみご用意していただきます。
⑧書類審査 審査に約3~4ヵ月かかります。 この間、エンジニアは『椿日本語塾』で日本語を学びます。
⑨ビザ申請 在留資格認定証明書交付後、それをベトナムに送付。 ベトナムの日本大使館(領事館)に日本渡航のためのビザを申請。 ビザ交付までに10日ほどかかります。
⑩入国 ビザ交付後、渡航日を調整して、航空チケットを手配します。 空港もしくは最寄り駅でのお迎えをお願いします。
⑪勤務開始 いよいよ勤務開始!
©エンジニア採用でよくある質問
Q1. 日本語能力はどのくらいのレベルが必要でしょうか?
A1. 日本語力は、一番気になるところかと思いますが、これは職種によって異なります。 製造業の現場の仕事であれば、研修をしっかりと行えば、N5〜N4レベルで仕事ができます。設計の仕事であれば、修正指示などが発生するので、N3〜N2レベルが必要となってきます。 ただし、日本語レベルをN3〜N2にしてしまうと、人材の数が限られ、経験とスキルを持った人材を逃してしまう恐れがあります。そのため、面接時は、日本語ゼロ〜N4レベルで通訳を入れて行い、人物や技術で選考し、採用決定後に日本語力を高め、日本に来てから育てる企業様もございます。
Q2.日本にいるベトナム人とベトナムから招へいするベトナム人採用はどちらがいい?
A2.日本語レベルだけで比較すると、圧倒的に日本滞在中のベトナム人の方が高いです。どうしても高い日本語力が必要な場合は、日本にいる人材を募集した方がいいでしょう。我々で募集可能です。ただ、日本在住で転職を希望している人材は、過去にも転職しているケースが多くあり、その転職歴、頻度を気にされる方もございます。その場合は、ベトナム現地の人材を一から採用し、育て、定着させるのがいいと思います。
Q3.技能実習生との違いは何ですか?
A3.技能実習生は、実習制度に則って派遣されてきますので、実習期間が定められております。しかし、エンジニアは、ベトナムの大学を卒業し、機械や電気など技術知識を学んできているため、就労ビザを得て働くことができます。そのため、本人と企業様が希望する限り、就労が可能で、中長期の視点で育成することが可能です。
Q4.給与はどのくらいですか?
A7.日本語レベルを測る検定試験の基準で表すと、N4(簡単な日常会話)で、約6ヶ月です(最も日本語力の高いN1からN5まで5段階あるうちの下から2番目のレベル)。 採用決定後、グループの椿日本語塾で日本語教育を行います。
Q8.詳しく聞きたいのですが訪問してくれますか?
A8.まずは電話やメールでご要望と募集要項をお伺いし、弊社のサービスについてもご説明させていただきます。実際に人材を募集する段階になれば、ご訪問させていただきます。